2015-06-13
・2012年の秋から学習を始め、2013年に一次3科目(財務・会計、経営情報システム、経営法務)合格。2014年に残りの一次科目(企業経営理論、経済学、運営管理、中小企業経営・政策)に合格。同年に二次筆記に合格しました。
・以下は、私のささやかな学習の記録です。
1 受験のきっかけ
・もともと中小企業診断士という資格は、私の学生時代、昭和53年に一度受験したことがあり、会社の知人も何人か資格を保有していましたので、よく知っている資格でした。
ただ、会社に入ってからは様々な理由で受験勉強までする意欲と機会がないまま今に至りました。
今回、この資格にチャレンジしようと思ったのは、実にふとしたきっかけでした。
スマホを買い替えて、いろいろなサイトを見ていた時に、なぜか中小企業診断士の試験問題を見る機会があり、たしかマクロ経済学の計算問題だったと思いますが、これが解けなくて悔しい思いをして、書店に行ってテキストを立ち読みしているうちに、再チャレンジしようと決意しました。
もちろん、今の仕事でも、中小企業支援や再生支援に関わっているので、実務に役立てようということと、そろそろリタイヤも見えてきているので、人生の次のステージへのステップにもなるだろうという思いもありました。
2 2013年
・2013年の一次試験の受験までは、とにかく独学で行こうと決意して、TACの「スピードテキスト」と「スピード問題集」のみで学習しました。
単純に、図書館通いをして、テキストを読んで、該当箇所を問題集をこなすという繰り返しで、わからない単語はインターネットを活用しながら暗記するという作業を繰り返しました。
試験前の1ヶ月間は、過去問題を実際の試験時間にならって、こなしました。
ただ、この一次試験は私のような50代後半の人間には、なかなかつらい試験でした。
つまり、一度覚えたつもりでも、次に同じ問題をやってもすっかり忘れていることが多く、何回も繰り返すことと、暗記ではなく理解することで記憶に定着させなければならないので、理解できない単語や横文字には苦労させられました。
3 2013年の一次試験の結果
そうして、迎えた平成25年度の一次試験の結果は、
企業経営理論 52点、経済学・経済政策44点、財務・会計70点、運営管理57点、経営法務69点、経営情報システム68点、中小企業経営・中書企業政策58点
合計418点という結果で、あと2点に泣きました。
この年は、とくに経済学の問題が難しく、全く歯が立たなかったというのが実感です。
4 2014年 一次試験
科目合格が財務会計、経営法務、経営情報システムであり、残りの科目が企業経営理論、経済学、運営管理、中小企業経営・政策だったのが幸いして、経済学を除く科目はいずれも二次試験にもつながる科目だったので、結果として、非常に効率的な学習ができた1年となりました。
この年は、上記科目をいずれもTACの通信講座を受講しました。
また、経済学については、石川秀樹先生の「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」を購入して、YouTubeのフリーラーニングを受講しました。
これらは、動画による受講もできるので、繰り返し試聴することでより理解が深まりました。
平成26年度の第一次試験の結果は、
企業経営理論58点、経済学・経済政策84点、運営管理67点、中小企業経営・政策79点
この、中小企業診断士の一次試験は、年度によって科目の難易度が極端に変わり、この年は前年に難しかった経済学がずいぶん易しくなっていました。
5 2014年2次試験
二次試験をわずか二ヶ月後に控え、過去問題を多少はやっていたものの、本格的な学習をしていなかったので、TACの二次直前通信講座、事例Wのオプション講座と過去問題集を使って学習しました。
セ記事を書く
セコメントをする